カジノゲームで損失を出さずにしっかりと利益を上げていくためにはマネーシステム必勝法を扱えるようにしておきましょう。マネーシステムと言えば代表的なもので「マーチンゲール法」と呼ばれる戦略が存在しますが、皆さんはマーチンゲール法はご存知でしょうか?マーチンゲール法は簡単に説明すると、損失額の全てを回収して更に利益を出すことができる有力な必勝法となっています。この記事では、そんな「マーチンゲール法」の戦略内容や使い方などを詳しくご紹介していきます。カジノゲームで特に負け続けてしまう方は、マーチンゲール法の使い方をしっかりと覚えて実際に使用してリスクの少ない賭けで着実に利益を上げられるようにしましょう。
【目次】 1. 実践例:1ゲーム目 |
マーチンゲール法とは?
マーチンゲール法はマネーシステム必勝法の一つです。カジノを含めるあらゆるギャンブルゲームや投資の世界において、このマーチンゲール法が全てのマネーシステムの原点と呼ばれているほど知名度が高く世界で最も有名な必勝法として親しまれています。負けたら賭け金(ベット額)を倍にして勝負を行う単純な戦略でありながら、一度の勝利でこれまでの全ての損失額を取り返すことができるという、まさにギャンブルゲームで活躍できる必勝法となっています。このマーチンゲール法は、主にカジノゲームのルーレットやバカラ、ブラックジャックなどの勝率1/2(勝率50%)の賭けに有効です。非常に単純な戦略内容となっているので、使い方を覚えてリスクの少ない賭けでしっかりと利益を増やしてみてください。
マネーシステムとは? ギャンブルや投資の世界において確率に基づき導き出された勝率や儲けを上げるための賭け方。 |
マネーシステムについての詳しい情報が知りたい方は、【オンラインカジノ攻略法】でご紹介している【マネーシステムとは】の記事をご覧ください。
マーチンゲール法の賭け方
マーチンゲール法はいたってシンプルな必勝法です。ルーレットの勝率1/2(50%)の賭けである「赤黒賭け(レッド・ブラック)」、「偶数奇数賭け(オッド・イーブン)」、「ハイロー賭け」、バカラやブラックジャックなどで有効に活用することができ、マーチンゲール法はゲームに負けるたびに次のゲームの賭け金(ベット額)を倍にしていきます。2倍、4倍、8倍、16倍、32倍、64倍、128倍と負けるたびに「倍プッシュ」するわけですね。そして、マーチンゲール法を使用してゲームに勝った場合は最初の投資額に戻します。
マーチンゲール法は以下のように進行していきます。
ゲーム数 | 賭け金 | 勝敗 | 累計損益 |
1ゲーム目 | 1ドル | 負け | -1ドル |
↓ マーチンゲール法を適用 ↓ | |||
2ゲーム目 | 2ドル | 負け | -3ドル |
3ゲーム目 | 4ドル | 負け | -7ドル |
4ゲーム目 | 8ドル | 負け | -15ドル |
5ゲーム目 | 16ドル | 勝ち | 1ドル |
マーチンゲール法の実践例
マーチンゲール法は勝率1/2(50%)の2倍配当の賭けに最も効果を発揮する必勝法となっています。このページではVera & John (ベラジョンカジノ)のルーレット「赤黒賭け(2倍配当)」を利用してマーチンゲール法を実践していきます。
1. 実践例:1ゲーム目
1ゲーム目では赤黒(レッド・ブラック)賭け「赤」に1ドルのチップを置いてゲームをスタートさせていきます。この時点ではマーチンゲール法は使用しません。この時の結果は「6(黒)」です。ゲームに負けたので1ゲーム目の賭け金(1ドル)が没収され累計損益は-1ドルとなります。
2. 実践例:2ゲーム目
前回のゲーム(1ゲーム目)の賭け金:1ドル 勝敗:負け
前回のゲーム(1ゲーム目)で負けてしまったのでマーチンゲール法を適用していきます。2ゲーム目では前回の1ゲーム目の賭け金(1ドル)を倍にした金額(2ドル)を「赤」に賭けてゲームをスタートさせていきます。この時の結果は「20(黒)」です。ゲームに負けたので2ゲーム目の賭け金(2ドル)が没収され累計損益は-3ドルとなります。
3. 実践例:3ゲーム目
前回のゲーム(2ゲーム目)の賭け金:2ドル 勝敗:負け
前回のゲーム(2ゲーム目)の結果も負けてしまったのでそのままマーチンゲール法を適用していきます。3ゲーム目では前回の2ゲーム目の賭け金(2ドル)を倍にした金額(4ドル)を「赤」に賭けてゲームをスタートさせていきます。この時の結果は「11(黒)」です。ゲームに負けたので3ゲーム目の賭け金(4ドル)が没収され累計損益は-7ドルになります。
4. 実践例:4ゲーム目
前回のゲーム(3ゲーム目)の賭け金:4ドル 勝敗:負け
前回のゲーム(3ゲーム目)の結果も負けてしまったのでマーチンゲール法を続行します。4ゲーム目では前回の3ゲーム目の賭け金(4ドル)を倍にした金額(8ドル)を「赤」に賭けてゲームをスタートさせていきます。この時の結果は「10(黒)」です。ゲームに負けたので4ゲーム目の賭け金(8ドル)が没収され累計損益は-15ドルになります。
5. 実践例:5ゲーム目
前回のゲーム(4ゲーム目)の賭け金:8ドル 勝敗:負け
前回のゲーム(4ゲーム目)も勝つことができなかったためマーチンゲール法を続行させていきます。5ゲーム目では前回の4ゲーム目の賭け金(8ドル)を倍にした金額(16ドル)を「赤」に賭けてゲームをスタートさせていきます。この時の結果は「32(赤)」です。ゲームに勝ったので5ゲーム目の賭け金(16ドル)に2倍の配当が付き合計32ドル払い戻されました。累計損益は+1ドルです。
6. 実践例:6ゲーム目
前回のゲーム(5ゲーム目)の賭け金:16ドル 勝敗:勝ち
前回のゲーム(5ゲーム目)で見事勝利しましたのでマーチンゲール法は終了となります。マーチンゲール法を使用して1度でも勝利することができれば、それまでの合計賭け金(ベット額)は回収でき、更に利益を少し出すことができます。マーチンゲール法を繰り返し使用する場合は、賭け金を初期額に戻しゲームに負けた時点で同じように繰り返し利用してみてください。
マーチンゲール法の2つの注意点
マーチンゲール法を上手く活用することができれば資金の損失を恐れることは少なくなりますよね。しかし、どんなマネーシステム必勝法にも言えることですが、強みを持っている分、同時に欠点も存在するのです。ここでは、マーチンゲール法を扱う際の注意点を2つほどご紹介していきます。
1. 連敗が続くと損失額が一気に膨れ上がる
マーチンゲール法はゲームに負けるたびに賭け額(ベット額)を倍に増やす単純な必勝法となっていますが、ギャンブルゲームは必ずしも勝てるとは限りません。半永久的に連敗が続いてしまったらどうなるのでしょう?以下の表をご覧ください。
連敗数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
賭け金 | 1 | 2 | 4 | 8 | 16 | 32 | 64 | 128 | 256 | 512 |
賭け | 赤 | 赤 | 赤 | 赤 | 赤 | 赤 | 赤 | 赤 | 赤 | 赤 |
勝敗 | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け |
累計損益 | -1 | -3 | -7 | -15 | -31 | -63 | -127 | -255 | -511 | -1023 |
負けるたびに2倍賭けを繰り返す必勝法となっているので、連敗が続けば続くほどあっと言う間に賭け金や損失額が膨れ上がります。5敗程度の連敗でしたら賭け額や損失額はそこまで膨れ上がりませんが、10連敗をしてしまうと1ゲーム時の賭け額が512ドル(日本円、約58,281円)、損失額が1023ドル(日本円、約11万6,448円)にもなってしまいます。さすがに1ゲーム5万円を超える金額は賭けられませんよね、このような状態となった時、損失額を回収するよりも先に手持ちの資金が底をつきかねません。マーチンゲール法は使用することで損失額を100%回収することができる有力な必勝法となっていますが、資金の問題上、最後まで必勝法を適用させることが難しい状況にもなっていきます。このように連敗が続いてしまう場合は早めにリセットを行い必勝法の使用をやめましょう。
※為替レートは記事執筆時点での相場です。(2018年11月現在)
2. テーブルリミットによる制限
ルーレットやブラックジャック、バカラなどのテーブルゲームには、1ゲーム時に賭けることができる金額(テーブルリミット)が決まっています。テーブルリミットは各テーブルごとにより設定が異なり、設定されているテーブルリミット額を下回る金額や上回る金額は1度に賭けることができません。マーチンゲール法の大きな欠点は、” 連敗時に賭け金や損失額が膨れ上がる ”と言うことです。仮に資金が無限に使える状態であったとしても、各テーブルゲームに設定されているテーブルリミットの関係上、マーチンゲール法が使用できる連敗数も決まっています。例えば、テーブルリミットの上限額(マキシマムベット)が200ドルだったとしましょう。
連敗数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
賭け金 | 1 | 2 | 4 | 8 | 16 | 32 | 64 | 128 | 200 |
賭け | 赤 | 赤 | 赤 | 赤 | 赤 | 赤 | 赤 | 赤 | 赤 |
勝敗 | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 勝ち |
累計損益 | -1 | -3 | -7 | -15 | -31 | -63 | -127 | -255 | -55 |
このように、8ゲーム目までは通常通りマーチンゲール法を適用させることができますが、9ゲーム目では8ゲーム目の賭け金の128ドルが更に倍になった256ドルの金額が必要となります。マキシマムベットで設定されている上限が200ドルだった場合、必然的に倍賭けを行うことはできなくなりますよね。仮に9ゲーム目でマキシマムベットの上限額を賭けてゲームに勝ったとしても、これまでの損失額を全て取り戻すことは不可能となります。しかし、このテーブルリミットの制限による欠点は以下の対策を用いることで回避することが可能です。
テーブルリミットとは? テーブルゲームのテーブルごとに設定されている最低賭け金(ミニマムベット)と最高賭け金(マキシマムベット)の総称です。 |
確率を考慮してマーチンゲール法を用いる
テーブルリミットによってマーチンゲール法が使えなくなってしまうと損失額が恐ろしいですよね、、しかし、この欠点は確率を考慮することで回避することもできます。まずは、勝率1/2(50%)の確率で勝つゲームの連敗確率を頭に入れておきましょう。
連敗数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
連敗確率 | 50% (1/2) | 25% (1/4) | 12.5% (1/8) | 6.2% (1/16) | 3.1% (1/32) | 1.6% (1/64) | 0.8% (1/128) | 0.4% (1/256) | 0.2% (1/512) | 0.1% (1/1024) |
このように、勝率1/2(50%)の賭けで同じ結果になる確率は統計的に決まっており、同じ結果が出れば出るほど同じ結果になる確率が極めて低くなります。この同じ結果になる確率を考慮してマーチンゲール法を適用していきましょう。
例えば、あなたがルーレットでマーチンゲール法を扱う場合、まずはルーレットの空回し機能を利用して4連続同じ結果が出ることを確認しましょう。その後、結果とは異なる場所にチップを賭けてゲームを開始します。このように少し手間をかけるだけでテーブルリミットを超える前にマーチンゲール法を成功させることが可能となります。
ゲーム数(連敗数) | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
賭け金 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 4 | 8 | 16 | 32 |
賭け | 空回し | 赤 | 赤 | 赤 | 赤 | 赤 | 赤 | |||
ゲーム結果と勝敗 | 黒 | 黒 | 黒 | 黒 | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 勝ち |
累計損益 | 0 | 0 | 0 | 0 | -1 | -3 | -7 | -15 | -31 | 1 |
連敗確率 | 50% (1/2) | 25% (1/4) | 12.5% (1/8) | 6.2% (1/16) | 3.1% (1/32) | 1.6% (1/64) | 0.8% (1/128) | 0.4% (1/256) | 0.2% (1/512) | 0.1% (1/1024) |
1ゲーム目からマーチンゲール法を適用してしまうと10ゲーム目には賭け額が512ドル、損失額が1023ドルと増大してしまいますが、ある程度同じ結果を確認してからマーチンゲール法を適用することでリスクを抑えてゲームをプレイすることができます。※ランドカジノ(本場のカジノ施設)ではチップを賭けずにゲームを傍観することは禁止されています。この対策法はオンラインカジノのルーレットやバカラなどに適用できる方法となっています。
マーチンゲール法の2つのメリット
これまで説明したマーチンゲール法のメリットは以下の2つです。
- 回収が困難となった損失額の全てを1度の勝ちで回収することができる。
- 連敗の確率を考慮することで戦略的に負け額を回収することができる。
マーチンゲール法の3つのデメリット
これまで説明したマーチンゲール法のデメリットは以下の3つです。
- 連敗が続くと賭け額や損失額が増大する。
- マキシマムベットの上限額を超えてしまうとマーチンゲール法を遂行することができない。
- 損失額は全て回収することができるが利益はあまり出すことができない。
マーチンゲール法が使用できる3つのカジノゲーム
ここでは、マーチンゲール法のマネーシステム必勝法を適用することができるカジノゲームを3つご紹介していきます。
1. ルーレット
マーチンゲール法はルーレットの2倍配当の賭け(勝率1/2の賭け)である赤黒(レッド・ブラック)、奇数偶数(オッド・イーブン)、ハイロー(1-18/19-36)の賭けに最適な必勝法となります。マーチンゲール法を使用する場合は連敗確率を考慮して空回し機能を上手く利用していきましょう。
2. ブラックジャック
マーチンゲール法は2倍配当のブラックジャックにも有効です。ただし、ルーレットと違いチップを賭けずにゲームを開始することができないため、ルーレットでマーチンゲール法を使用する際は注意しましょう。
ブラックジャックについての詳しい遊び方は、【オンラインカジノ攻略法】でご紹介している【ゲーム戦略について【ブラックジャック編】】の記事をご確認ください。
3. バカラ
マーチンゲール法はバカラの2倍配当の賭け(勝率1/2の賭け)にも有効です。ただし、バカラはルーレットとは違い賭け金を賭けずにゲームを開始することができません。連敗の確率を考慮したテーブルリミットによるマーチンゲール法の対策方法も扱えないので注意しましょう。
バカラについての詳しい遊び方は、【オンラインカジノ攻略法】でご紹介している【ゲーム戦略について【バカラ編】】の記事をご確認ください。
マーチンゲール法の検証結果
カジノゲームでの損失額を取り戻すためにはマーチンゲール法を適用させることが有効ですが、実際にオンラインカジノの2倍配当の賭けでマーチンゲール法を使用した場合、キッチリと損失額が回収できるのか気になりますよね。そこで、Vera & John (ベラジョンカジノ)のEuropean Roulette (ヨーロピアン・ルーレット)の無料プレイモードを利用してマーチンゲール法を実際に検証してみました。ルーレットの赤黒(レッド・ブラック)でマーチンゲール法を適用して62ゲーム行った検証結果は以下の通りです。
【ゲーム数】62ゲーム
【マーチンゲール法成功回数】15回 ※黄色マーカー参照
【勝利数】33回
【負け数】29回
【最大連敗数】4回
【1ゲームの最大賭け金】16ドル
【累計損益】+33ドル
以上がマーチンゲール法の検証結果となります。検証結果を見ると分かる通り、ゲームに負けた時点でマーチンゲール法を使用することにより損失額を一気に回収することができます。マーチンゲール法成功時の利益は初期賭け額に同等するため、1ドルからゲームを開始してしまうとマーチンゲール法単体では利益を出すことは難しいですが、マーチンゲール法はゲームに負けた時に使用する必勝法となっています。マーチンゲール法使用外で勝利した利益はしっかりと確保されていくので、利益を温存しつつ損失額をしっかり回収することができる有力な必勝法と言うことがわかるでしょう。
マーチンゲール法のまとめ
今回は、マネーシステム必勝法の一つ「マーチンゲール法」について詳しく解説していきました。ギャンブルゲームは運要素の高いゲームとなっていますので負けることもあります。しかし、負けた時にマーチンゲール法を上手く活用するで、勝利時の利益を温存しながら全ての損失額を回収することができます。ルーレットやバカラ、ブラックジャックなどの2倍配当の賭けでリスクを抑えて稼ぎたい方はぜひマーチンゲール法を使用してみてください。
ギャンブル必勝法と呼ばれているマーチンゲール法のようなマネーシステムについて詳しく知りたい方は、【オンラインカジノ攻略法】でご紹介している【マネーシステムとは】【オンラインカジノ(ネットカジノ)で使える「マネーシステム」とは?】の記事もご一緒に目を通してみてください。
当サイト(Casino Wired )では、オンラインカジノに関する様々な情報を提供しています。【Casino Wired トップページ】から気になる記事をチェックしてみてください。